恐竜が大きいのは、呼吸が上手だったせいかもしれない
こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。
恐竜(きょうりゅう)といえば、おそらく頭の中に浮かぶのは
映画ジュラシックパークのような感じだろうなと思いますね。
とにかく、恐竜(きょうりゅう)はでかい。
なんで、そんなにでかいのかと不思議になります。
体の大きさが何十メートルもある体にどうしてなれたのでしょうか。
そんなに体が大きいと、一歩動くのにもフーフーとなりそうですが、
意外にも足が速かったりします。
どうしてそうなれたのかちょっと考えてみます。
恐竜(きょうりゅう)は、今から2億(おく)年前から1億(おく)年まえくらいに、たくさんいたと考えられています。
この時代は恐竜(きょうりゅう)時代または、ジュラ紀と呼ばれています。
映画ジュラシックパークの”ジュラ”ですね。
恐竜(きょうりゅう)時代の地球は、あたたかくて、今よりも、海が陸にせまっていて、陸からずっと浅い海がながく続いていたと考えられています。
とても住みやすい環境(かんきょう)だったようです。
この住みやすい環境も、恐竜(きょうりゅう)が大きくなった原因の一つと考えられています。
ちなみに、私たち哺乳類(ほにゅうるい)の祖先は、このころネズミのような小動物で、
恐竜(きょうりゅう)に食べられてしまわないように、夜行性だったようです。
恐竜(きょうりゅう)が大きくなれた原因として、呼吸が上手かったということが考えられます。
恐竜(きょうりゅう)時代は、空気の中の酸素(さんそ)の量がすくなくて、
今、私たちが、4000メートルの山の上に行った時の空気の中の酸素(さんそ)の量と同じくらいでした。
私たちでは、酸素(さんそ)が足りなくて、とても、すばやく動くことはできないですね。
ところが、恐竜(きょうりゅう)はこんな酸素(さんそ)が足りない環境(かんきょう)でもうまく呼吸をしていたようです。
恐竜(きょうりゅう)の肺のそばには、空気を貯めておくタンクみたいなモノがあって、
空気を吸う時もはく時も、肺に空気を送り続けることができるようになっていました。
空気を貯めておくタンクは結構大きくて、恐竜の大きな体のかなりの部分を占めていました。
この呼吸が上手だったということが、
恐竜(きょうりゅう)時代が長く1億年以上も続いた原因になったと考えられています。
恐竜(きょうりゅう)のおおきな体はうまくできていだんですね。
恐竜(きょうりゅう)の呼吸のやりかたは、現在、富士山よりもエベレストよりも高いところを飛ぶ鳥のにも受け継がれているそうです。
【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ
蛯原ようすけ
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