どうして、ダウンは暖かいの?

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羽毛のひとつひとつの間にたくさんの空気がつかまえられているんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。

おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

 

寒い季節には、たくさん服を着ますね。

たくさん服を着て体温が逃げていかないようにして

暖かくするんですね。

 

ところで、羽毛をつかったダウンジャケットなどの服を着ると

そんなに厚着しなくても、暖かくなると感じます。

ダウンジャケットは軽くて、厚着しなくても暖かいので

とても便利ですね。

 

ダウンジャケットがどうしてこんなに暖かいのか

ちょっと詳しくしりたくなりますね。

 

ダウンジャケットが暖かいのは、中に入っている羽毛が

空気をたくさんつかまえているからなんです。

 

空気は分解していくと、目に見えないミクロの粒々になります。

粒々のことは、かっこよく空気分子(ぶんし)と名前がついています。

 

空気分子(ぶんし)は、熱のエネルギーを食べると、

あっちこっちへと元気に動き回るようになる性質があります。

 

熱のエネルギーを食べて、

自分が動き回る運動のエネルギーに変えてしまうんですね。

ちなみに、

私たちも、食べ物を食べて、熱のエネルギーを食べて

動き回る運動のエネルギーに変えています。

 

さて、

 

空気分子(ぶんし)が元気に動き回っているとき、

私たちは温度が高いと感じて、暖かいと感じます。

 

温度は何かといわれると、う~ん、何か得体のしれない何かとなってしまいますね。

空気分子(ぶんし)の元気具合が分かるようにしたモノ見るものなんですね。

 

空気分子(ぶんし)が元気とか元気がないというより、

温度が高い、低いといったほうがわかりやすいですね。

 

さてさて、

ダウンジャケットの中にある羽毛は、いっぱい小さいすき間があって

空気分子(ぶんし)をたくさんつかまえています。

 

さらに、ダウンジャケットの中では羽毛がたくさんあって

ダウンジャケット全体でみると

ダウンジャケットの中にたくさんの空気分子(ぶんし)

をつかまえています。

 

空気分子(ぶんし)をつかまえるというと、

クサリで空気分子(ぶんし)をつないで

動けないようにしているイメージを思い浮かべますね。

 

現実の羽毛の中にはクサリがなくて、

羽毛の間にたくさんの小さいスキマが開いています。

 

たくさんの羽毛の小さいスキマの中で

自由に空気分子(ぶんし)が動き回れるようにしているんだけれど、

 

スキマが小さいのですぐに空気分子(ぶんし)は、羽毛にぶつかって、

はね返ってくる回数が多くなって、

あんまり外に逃げていかないというイメージです。

 

それで、結局、

空気分子(ぶんし)はあんまり外に逃げていかないで、

羽毛のスキマをあっちこっちへと自由に動いているんですね。

 

これで、空気分子(ぶんし)がつかまえられたという感じになているんですね。

 

ダウンジャケットを着ると、

ダウンジャケットの中の羽毛につかまえらえている空気分子(ぶんし)が

私たちの体から出てくる熱のエネルギーを受け取って、

元気に動き回るようになります。

 

空気分子(ぶんし)が元気になると温度が高くなって、

私たちは暖かいと感じるので、

 

これで、ダウンジャケットの温度が高くなって、

私たちは暖かいと感じるようになるんですね。

 

羽毛は、うまく空気の性質を利用しているんですね。

水鳥の羽は、すごいですね。

 

 


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

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