どうして、高いところからモノを落とすと壊れるの?

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地球がモノがおちるスピードをどんどん加速していくんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
 
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

普段生活していると、モノを落とすこともありますね。

 

低いイスからモノをおとした場合には、

壊れなかったけれど、

ちょっと高いテーブルからモノをおとしたら

壊れてしまうことがあります。

 

どうして、高いところからモノが落ちたときは

壊れてしまうのでしょうか。

 

同じようにモノをおとしただけなのに、

こわれる場合があるのと大丈夫な場合があるのはちょっと不思議ですね。

 

ちょっと詳しく知りたくなりますね。

 

モノが落ちるのは、モノに重力(じゅうりょく)という

力が働いているためなのです。

 

重力(じゅうりょく)はモノとモノが引き付けあう不思議な力です。

宇宙のどこまでも伝わっていく不思議な力です。

 

地球とモノはいつもお互いに引っ張りあっています。

 

地球は重たすぎで動かないのですが、

モノは地球に比べてカクダンに軽いので動いて、

地球の地面に向かって落ちていくようになります。

 

重力(じゅうりょく)は落ちていくモノのスピードを

どんどん加速していくことができる面白い性質があります。

 

自転車に乗っていて、どんどん力をいれてペダルをこぐと

どんどんスピードが速くなって加速していきますね。

 

同じように、

落ちていくものにも、ずーっと重力(じゅうりょく)の力がかかっていて

どんどんスピードが速くなっていきます。

 

モノが落ちたあと、1秒後には、4.9メートル落ちます。

 

2秒後には、19.6メートル落ちます。

 

3秒後には、44.1メートル落ちます。

・・・・

10秒後には、490メートル落ちます。

 

だんだんスピードが速くなっていくので、

落ちる距離がだんだん長くなっていくんですね。

 

低いところからモノが落ちた場合には、

地面までの距離が短いので、

重力(じゅりょく)でスピードが加速される前に地面に到着してまうんですね。

 

だから、地面に落ちたときのしょうげきが小さいくてすむんですね。

 

高いところからモノが落ちた場合には、

地面までの距離が長いので、

重力(じゅうりょく)でスピードが加速されて、

地面に落ちるときのスピードが速くなってしまっています。

 

速いスピードで地面にぶつかるので、

地面に落ちたときのしょうげきがおおきくなります。

 

このせいで、高いところからモノが落ちた場合には、

モノが壊れてしまうことがあるんですね。

 

地球がモノを引っ張る力の重力(じゅうりょく)が

落ちていくモノのスピードをどんどん加速するとは、驚きですね。

 

 


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

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