どうして、バスケットでシュートを決めることができるの?

おとな、こども、小学、中学、インターネットオンライン家庭教師、理科の質問、科学教室、科学講座、理科、算数、ロボット、プログラミング

ボールに重力(じゅうりょく)しか働かないから、練習で予測できるようになるんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
 
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

バスケットボールでロングシュートが決まると
カッコいいですね。
最初は、外れる時もあるけれど、何回か練習していると
シュートが決まるようになってきますね。
離れたところからボールを投げて、
シュートが決まるのは、どうしてそんなことができるのか
ちょっと不思議に思えてきます。
練習したらから入るようになるんですけれど、
もうちょっと詳しく知りたくなりますね。
離れたところからボールを投げてシュートを
決められるようになるのは、
練習して、ボールを投げる角度とスピードを
脳が学習するからなのですね。
そんなの、経験で知ってますね。

私たちの脳のなかで、
このくらいの角度で、このくらいのスピードで
ボールを投げたら、
ボールがどんなふうに飛んでいくかを
一瞬で計算して予測できるようになるんですね。

私たちの脳は、すごい計算をやってるんですね。

でも、やっぱり、
あんまり難しい計算を一瞬でするのは、無理なのです。

ボールを投げたとき、どんな具合に飛んでいくかを予測できるのは、
ボールに働いている力がひとつだけで、
飛んで行きかたを予測するのに、
それほど複雑じゃないせいおかげなのです。

その力は、重力(じゅうりょく)という名前のついた力で
地球がボールを地面に引っ張る力です。
重力は(じゅうりょく)モノとモノが引き合う不思議な力です。

地球とボールはお互いに引き合うけれど、
地球があまりにも大きくて動かないので、軽いボールのほうが動いて
地面に落ちていくようになるんですね。

ボールを投げたあと、
ボールに働く力は地球が地面に引っ張る重力(じゅうりょく)だけになのです。

重力(じゅうりょく)は地面に引っ張る方向、下の方向だけに働きます。
右向きや左向きには力が働きません。
だから、
練習すると、ボールを投げたあとの
飛んでいく道筋を予測できるようになるんですね。

投げて飛んで言っているボールには右向き、左向きには力が働かないので、
最初に投げたときのボールのスピードのまま横に飛んでいきます。
あとは、
あとは下に落ちていく道筋を考えればいいことになって、
このくらいの計算ならば、
頭のなかでボールが落ちていく道筋を
計算して予測することができるようになるんですね。

もし、飛んでいるボールに働く力が、
下向きの重力(じゅうりょく)だけじゃなくて、
右向きにも、左向きにも働いていると、
計算がふくざつで難しすぎて、さすがに、私たちの脳でも
一瞬でボールの飛んでいく道筋を予測することができなくるんですね。

練習してうまくシュートが決まるようになるのは、
ボールの道筋を、頭のなかで計算して予測するのが
難しすぎないからなんですね。
 

おとな、こども、小学、中学、インターネットオンライン家庭教師、理科の質問、科学教室、科学講座、理科、算数、ロボット、プログラミング

【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 ホームページ http://www.minna-no-kagaku.com/

メールアドレス minna.no.kagaku@gmail.com