コンセントから流れてくる電気が大きくなりすぎるんです
こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。
家で電気製品をつかうときは、コンセントにつなぎますね。
電気ストーブや掃除機(そうじき)やドライヤーなど
電気を使う製品はたくさんありますね。
たくさんの電気製品をつかいたいときは、
壁のコンセントから延長コードをつかったりしますね。
でも、あんまりたくさんの電気製品を延長コードにつなげて
使うといけないといわれています。
家にきている電気のおおもとのスイッチが切れて
家の電気が停電することもあります。
どうして、たくさんの電気製品を延長コードにつなげたら
こんなことになるんでしょうか。
ちょっと詳しく知りたくなりますね。
電気のことは、目に見えないからなかなか難しいですね。
たとえばの話として、電気製品を豆でんきゅうとして想像してみます。
豆でんきゅうを電池につなぐやり方には、直列せつぞくと並列せつぞくがあります。
直列せつぞくは乾電池のプラス極とからマイナス極までの電気の通り道の間に
豆でんきゅうをたくさんつなげていくやり方ですね。
乾電池のプラス極→豆でんきゅう→豆でんきゅう→・・・乾電池のマイナス極
という電気の通り道にするんですね。
並列せつぞくは、乾電池のプラス極とマイナス極に
豆でんきゅうをたくさんつなげていくやりかたですね。
乾電池のプラス極→豆でんきゅう→乾電池のマイナス極
という電気の通り道がたくさんできるんですね。
延長コードを使った場合には、電気製品が並列せつぞくになっています。
直列せつぞくの場合、電気の流れる通りみちがひとつだけです。
電気のとおりみちに流れる電気は
とちゅうで増えたり減ったりしないので
どこの豆でんきゅうでも同じになります。
並列せつぞくの場合には、電気の流れる通り道がたくさんできます。
このせいで、
乾電池から出てくる電気が直列せつぞくのときよりも多くなります。
並列せつぞくすると、電池から出ていく電気が増えるんですね。
延長コードを使った場は、電気製品は並列せつぞくされているので、
壁のコンセントから延長コードへ出ていく電気が大きくなります。
たくさん電気製品をつなぐと、
壁のコンセントから流れ出る電気がどんどん大きくなります。
そうして、壁のコンセントから流れ出る電気が
ある決められた大きさをこえたとき、
家にきている電気のおおもとのスイッチが切れて停電になるように
してあります。
電気がたくさんながれると、延長コードが電気ヒーターのように
熱くなって、燃えてしまうかもしれないから、安全のために、
たくさんの電気が流れないようにしているんですね。
延長コードにたくさんの電気製品をつなぐと、
家のコンセントから電気がたくさんながれ過ぎてしまうんですね。
延長コードでたくさんの電気製品を使うときは、
どのくらいの電気が流れるかちょっと気にしておいたほうが良さそうですね。
流れる電気のことは、電流(でんりゅう)と書いてあります。
【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ
蛯原ようすけ
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