どうして、ヒビが入った鏡には顔が写らないの?

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鏡で反射した光が、あっちこっちへとでたらめに反射して行ってしまうんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。
身だしなみをチェックするのに鏡はかかせないですね。
鏡をみると自分の顔が写りますね。
鏡にヒビが入ってしまうと、どうでしょうか。
少しのヒビならば、まだ顔がみえます。
ヒビが多くなってくると、顔が写らなくなってきます。
同じ鏡でも顔が写る場合と写らない場合があるのは、
ちょっと不思議なようで、あたりまえなようで・・・
ちょっと詳しく知りたくなりますね。

私たちが鏡を見たときにみている光は、
自分の顔から出ていった光が鏡にぶつかっって、反射してきた光です。
鏡で反射した光が、目に届いて、自分の顔がみえるようになるんですね。
自分の顔から出ていった光のほとんどが、
自分の顔の方向に反射してくると、
その光が目に届いて、ちゃんと顔をみることができます。
ところが、
自分の顔からでた光の、ほとんどが自分の方向に反射してこないで、
あっちこっちへとでたらめな方向へ反射して散らばってしまうと、
鏡で反射した光が、目に届く光が少なくなって、
自分の顔をみることができなくなります。

鏡のようにピカピカのモノは、ほとんどの光を、もと来た方向に反射します。
鏡にヒビが入ってしまうと、ヒビのところに当たった光があっちこっちへと
反射してしまうため、目に届く光が少なくなってしまいます。
このせいで、ヒビがたくさんはいった鏡では顔が写らなくなってしまいます。

アルミフォイルを使うとよくわかります。
アルミフォイルをゆっくり引き出したときは、
表面はピカピカで、顔が少し写ります。
アルミフォイルをくしゃくしゃにして広げたら、
表面はデコボコしていて、顔は写らなくなります。
くしゃくしゃにしてできた、表面のデコボコに光があたって、
あっちこっちへと光を反射したしまったせいなんですね。

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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

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