どうして、ろうそくは吹くと消えるの?

おとな、こども、小学、中学、インターネットオンライン家庭教師、理科の質問、科学教室、科学講座、理科、算数、ロボット、プログラミング

燃えるモノは入っている気体のろうを吹き飛ばすからなんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

キャンプなどでバーベキューをするのは楽しいですね。
 
バーベキューで料理を作るときは、炭を使います。
 
炭に火をつけるときには、最初に小さく火がついたところを
 
吹いたり、風を送ったりして、
 
炭がどんどん燃えていくようにしますね。
 
風を送ったり、息を吹きかかけたりすることで、
 
どんどん酸素(さんそ)を送り込んでいるんですね。
 
ところで、お誕生日ケーキなどで使うろうそく。
 
これに息を吹きかけたり、風をおくると消えてしまいます。
 
酸素(さんそ)がどんどんくるから、どんどん燃えるんじゃないんですね。
 
なんかちょっと不思議で詳しく知りたくなりますね。
 
ろうそくに息を吹きかけると消えてしまうのは、
 
ろうそくから出てきた燃えるモノを吹き飛ばしてしまうからなんです。
 
普通の状態ではろうそくは固体ですね。
 
ろうそくの芯に火をつけると、
 
ろうそくが熱のエネルギーを食べて、
 
固体のろうが溶けて液体になります。
 
ろうそくの芯に近いところをよくみてみると、
 
溶けたろうが見えます。
 
ろうそくを傾けると、垂れてきたりしますね。
 
溶けたろうは、さらに熱のエネルギーを食べて、
 
気体になります。
 
気体になったろうが燃えるモノになるんですね。
 
気体になったろうは、空気の中の酸素(さんそ)と反応して
 
燃えて二酸化炭素(にさんかたんそ)と水に変化します。
 
二酸化炭素(にさんかたんそ)は、
酸素(さんそ)と炭素(たんそ)というモノがくっつく反応をするとできます。
 
水は、酸素(さんそ)と水素(すいそ)というモノがくっつく反応をするとできます。
 
気体になったろうのなかには、
 
炭素(たんそ)と水素(すいそ)が含まれているんですね。
 
酸素(さんそ)をたくさん送り込もうとして、
 
息を吹きかけると、燃えるモノの気体のろうが
 
吹き飛ばされてしまうんですね。
せっかく、ろうから出てきた、炭素(たんそ)と水素(すいそ)が吹き飛ばされて
酸素(さんそ)とくっつく反応はできないんですね。
 
このせいで、ろうそくは、息を吹きかけると
 
炎が消えてしまうんですね。
 
酸素(さんそ)がいっぱいある試験管にろうそくを入れるとよく燃えるのは、
 
燃えるモノが入っている気体のろうが吹き飛ばされないからなんですね。

おとな、こども、小学、中学、インターネットオンライン家庭教師、理科の質問、科学教室、科学講座、理科、算数、ロボット、プログラミング

【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 ホームページ http://www.minna-no-kagaku.com/

メールアドレス minna.no.kagaku@gmail.com

 

 


メールマガジンをお送りします。

ブログ内容を分かりやすく再編集した、さやしい理科と科学のお話です。

身の回りの、どうして?が、そうだったんだ!と感動するお話です。

こどのも好奇心を伸ばす読み物として喜ばれています。

週に1,2回、1~2分で読めるメルマガをお送りします。

下記フォームを記入して、登録ボタンを押してください

メモ: * は入力必須項目です