どうして、月は落ちてこないの?

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月は落ちてきているけれど、落ち切れずに、地球を一周してしまうんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。

おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

夜、空を見上げるとキレイな月が見えますね。

月は、地球のまわりをまわっています。

 

宇宙のような、なんにも支えのない空間で、

地球のまわりをまわっている月、落ちてこないんでしょうか。

 

地球では地面から離したモノを支えておかないと、落ちてちまいます。

地面から離れた距離が大きいだけの月も、同じことになりそうなのに、

実際には月は落ちてこない・・・ちょっと詳しく知りたくなりますね。

 

 

月がどうしてできたのか、まだまだ謎が多いのですが、

月は誕生(たんじょう)して、地球のまわりをまわるようになりました。

そして、月は猛スピードで動いています。

 

月が猛スピードで動いていることが、月がおちてこないこと

と関係があります。

 

宇宙には、重力(じゅうりょく)という不思議な力があります。

 

モノとモノがお互いに引き付けあう不思議な力で、

宇宙のどこまでも伝わっていきます。

月と地球もお互いに引き合っています。

 

 

月が猛スピードで動いていることと、

月と地球の間でお互いに引き付けあう不思議な力が働いていることが

組み合わさって、月が地球まで落ちてこないようにうまくできています。

 

月と地球の間でお互いに引き付けあう力が働いているので、

このままでは、月はいつかは地球に落ちてきてしまいます。

 

ところが、

月は、猛スピードで動いているので、

地球に落ちてかけて、またまっすぐ進む、また落ちかけて、またまっすぐ進む・・

を繰り返して、地球に落ちてこないように動いています。

 

月は猛スピードで動いているけれど

地球との距離を変えないようにいつもに落ちてきているともいえます。

月は地球に落ち続けているんですね。

 

 

ボールを投げた時の場合を頭の中で想像して例えてみると、

ボールを真横に投げると、地球の重力(じゅうりょく)に引かれて

 

数メートル進んで地面に落ちます。

もっと勢いよくボールを真横に投げると、

もっと遠くまで進んで地面に落ちます。

 

これをくりかえすと・・・

 

実際にはあり得ないけれど、想像してみると、

超モノスゴイ勢いでボールを真横に投げると、

もっともっともっと遠くまで進んで自分のところまで帰ってきますね。

 

ボールは、まっすぐに進んでいるようで、

丸い地球のまわりをまわってきたということですから、

地面へ向かって落ち続けているのだけれど、

落ち切れずに、地球を一周して自分のところまで戻ってきた

ということになりますね。

 

月が地球の地面に落ちてこないのも、同じことが起きているんですね。

 

ところで、

アポロ宇宙船が月に置いてきた鏡に向かって、

地球から光を当てて、反射してくる光がとどくまでの時間をはかって

月との距離を正確にはかってみると、一年に3.8センチ

地球から遠ざかっていると分かりました。

 

やっぱり、月が地球におちてくることはなさそうです。


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 

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