星の光がでたらめに動く、空気の粒のぶつかるせいでまたたくんです
こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。
おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。
夜、空を見上げると星が見えますね。
星からやってくる光を見ていると、ゆらゆらとまたたいて
いるように見えますね。
ところで、どうして、またたいて見えるんでしょう。
星からの光が通る道をじゃまする何かがありそうですね。
ちょっと詳しく知りたくなりますね。
星から届く光について、まとめてみましょう。
星から放たれた光は、まっすぐ宇宙を旅して、地球に届きます。
そして光に地球にある空気の層を通って、
私たちの目に光が届いて、星の光が見えるようになります。
星のまたたきは、光が空気の中を通ってくるためにおきます。
空気は分解していくと、小さい小さい空気分子(ぶんし)という粒粒になります。
空気分子(ぶんし)の粒は、温度が高いと元気に動き回るようになる性質があります。
空気分子(ぶんし)の粒が動きを止めるのは、約マイナス273℃の時だけです。
地球はどこをへ行っても約マイナス273℃よりも温度が高いので、
空気分子(ぶんし)の粒が、あっちこっちへと動き回っています。
空気分子(ぶんし)の粒の動きは、予測できそうで予測できない、デタラメです。
空気分子(ぶんし)の粒は、規則正しくうごきません。
一方、宇宙をまっすぐに旅してきた光が、地球に届くと、
まず最初に、空気分子(ぶんし)の粒にぶつかります。
空気分子(ぶんし)の粒が、光がまっすぐに進んで行くのをじゃましてしまうのですね。
そうすると、私たちに届く光の道筋(みちすじ)が変わってしまいます。
地上にいるわたしたちの目にまっすぐ光が届く時は、あかるく見えて、
ちょっと道筋がそれた場合は、わたしたちの目に届く光の量が減って、
ちょっと暗く見えます。
こうやって、星の光がまたたくようにみえるんですね。
光は、空気分子(ぶんし)の粒にぶつかると、自分で一番距離が短くなる道筋(みちすじ)
を選んで進んで行って、道筋(みちすじ)を曲げることができる性質があります。
光は、自分で空気分子(ぶんし)の粒の少なそうなところを見つけ出して進んで行
くことができるんですね。不思議な性質ですね。
こうやって、光がデタラメに動く空気分子(ぶんし)にぶつかって、
進んで行く道を曲げてしまうために、
私たちに届く光の道筋(みちすじ)が変わってしまうんですね。
星の光のまたたきは、光がデタラメに動く空気分子(ぶんし)にぶつかるせいで起きるので、
やっぱりデタラメのまたたきです。
このデタラメ感に私たちは、何かいい感じ、と感じるようです。
もし星のまたたきが、信号機の点滅のように規則正しいまたたきだと、
あんまりおもしろく感じないですね。
【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ
蛯原ようすけ
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