どうして、同じ人がいないの?

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遺伝子(いでんし)が変化していくから、同じ人にならないんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。

おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

 

こどもは、お父さん、お母さんににているけれど、まったく同じではないですね。

他人どうしでも、背や顔、声がよくにている人がいても、

やっぱりまったく同じではありませんね。

 

まったく同じ人がいたらいたで、なんか気持ち悪い感じもしますが、

 

まったく同じ人にならないのは、

そうならないような、しくみにもなっているんですね。

ちょっとそのしくみを考えてみましょう。

 

 

私たちのからだは、たくさんの種類のタンパク質というモノからできています。

目も、鼻も、血液も、筋肉も・・全部タンパク質です。

 

どんなタンパク質を作るのかの設計図が、遺伝子(いでんし)にかかれています。

遺伝子(いでんし)は私たちのからだを作っている細胞のひとつひとつに入っています。

 

こどもが産まれる時、、

お父さんの遺伝子(いでんし)と、おかあさんの遺伝子(いでんし)が、半分ずつ出しあって、

こどもの遺伝子(いでんし)を作ります。

 

これで、こども遺伝子(いでんし)は、

おとうさんの遺伝子(いでんし)でも、おかあさんの遺伝子(いでんし)でもない

オリジナルな遺伝子(いでんし)になります。

 

こうやって遺伝子(いでんし)のつぎはぎをして、次世代、次世代へと、つながっていきます。

 

もし、こどもの遺伝子(いでんし)、おかあさんの遺伝子(いでんし)だけで決ってしまうと、

まったく同じこどもが産まれてくる可能性があります。

完全なコピー遺伝子(いでんし)になります。

 

ところが、おとうさんの遺伝子(いでんし)がまざることで、

完全なコピー遺伝子(いでんし)ほとんどできなくなります。

 

こうやって、遺伝子(いでんし)をオリジナルにして

つぎはぎしてしんかしていかないと、

私たちは生き残れないのですね。

 

もし、完全コピー遺伝子(いでんし)のこどもばかり産まれたら、

ウイルスなどの病原菌に攻撃されたら、私たちはそこで、全滅してしまいます。

 

しかし、少しづつ違う遺伝子(いでんし)をもっているのであれば、ウイルスに強い遺伝子(いでんし)をもつ

人が生き残っていくことができます。

 

おとうさんの遺伝子(いでんし)は、私たちが生き残っていくために大切な役割があるんですね。

 

おとうさん、おかあさんのなかの遺伝子(いでんし)も変化しています。

 

私たちの体をつくっている細胞は、毎日、死んでいく細胞もあれば、あたらしく生まれる細胞もあります。

 

あたらしく細胞がうまれるとき、古い細胞のなかにあった遺伝子(いでんし)のコピーがつくられていきます。

 

ところが、たまにコピーミスがおきるのです。

 

このコピーミスが、たまにおきて、

これまでと違う遺伝子(いでんし)を作り出してしまいます。

 

こうやって、たまに遺伝子(いでんし)のコピーミスをおこして、

私たちは、進化してきたんですね。

 

環境の変化に対応して、うまく生き残れるように、

遺伝子(いでんし)のつぎはぎや、コピーミスがおきるんですね。

 

不思議ですね。

まるで、だれかに操作されている感じもしますね。

 

一卵性の双子は、全く同じ遺伝子(いでんし)をもっているのですが、成長していく段階で影響をうけた環境によって、違いが出てくると分かっています。

 

もし、今私たちの遺伝子(いでんし)コピーした人間を作ったとしても、昔の環境と今の環境は違うので、まったく同じ人にならないんですね。

ホントに不思議ですね。


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 

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