どうして、モノは水に溶けるの?

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電気の力でモノが水に溶けていくんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。

おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

 

料理の時には、調味料(ちょうみりょう)を溶かして味付けしますね。

味噌汁(みそしる)もお湯に、味噌を溶かします。

 

水にはいろんなモノが溶けますね。

 

水に溶かす前までは、固体だったものが

水にいれると、水の中に散らばって溶けてしまっています。

 

溶けている時に、何が起きているんでしょうか。

なんか不思議ですね。ちょっと詳しくしりたくなりますね。

ちょっと考えてみます。

 

調味料(ちょうみりょう)が水に溶けることを、ちょっと詳しく見てみるために、

最初に、水がとうやってできているのかまとめてみます。

 

水は、小さく分解していくと、水分子(ぶんし)という小さい粒になります。

水分子(ぶんし)は、もっと詳しくみてみると、

酸素原子(さんそげんし)の両側に水素原子(すいそげんし)がくっついています。

 

酸素原子(さんそげんし)の両側に水素原子(すいそげんし)がくっつく役目の、

接着剤の役割をしているモノは電子(でんし)と呼ばれる粒です。

 

電子(でんし)は、マイナスの電気を持っている粒です。

 

酸素原子(さんそげんし)と水素原子(すいそげんし)が

つながっているところでは、

電子(でんし)がものすごい高速で、いったりきたりしているんですね。

 

ところが、酸素原子(さんそげんし)が電子(でんし)を引き付ける力と

水素原子(すいそげんし)が電子(でんし)を引き付ける力を比べると、

 

酸素原子(さんそげんし)が電子(でんし)を引き付ける力のほうがちょっと強いんです。

 

そのせいで、平均してみると、電子(でんし)は、

酸素原子(さんそげんし)のまわりにいることが多くなってきます。

 

酸素原子(さんそげんし)は電子(でんし)が余計に寄ってきたので、

平均するとマイナスの電気を持つようになります。

 

電子でんし)が出て行ってしまった水素原子(すいそげんし)のほうは、

平均するプラスの電気をもつようになります。

 

こうして、水分子(ぶんし)は、平均してみると、プラスの電気があるところと

マイナスの電気があるところが表れて、水の中でうようよと動いています。

 

調味料(ちょうみりょう)が水やお湯に溶けるとき、

この水分子(ぶんし)に、プラスの電気があるところと

マイナスの電気があるところがあることが、関係してきます。

 

調味料(ちょうみりょう)も、小さく分解していくと、

 

たくさんの種類の原子(げんし)がつながってできた

分子(ぶんし)という粒になります。

 

この調味料(ちょうみりょう)の分子(ぶんし)も、

よくみてみると、やっぱり、プラスの電気があるところと

マイナスの電気があるところがあることできています。

 

調味料(ちょうみりょう)を水に溶かすと、

調味料(ちょうみりょう)の分子(ぶんし)のプラスのところに、

水分子(ぶんし)のマイナスのところがくっつきます。

 

調味料の分子(ぶんし)のマイナスのところに、

水分子(ぶんし)のプラスのところがくっつきます。

 

宇宙を作った”神様”は、プラスの電気とマイナスの電気

が引きつけ合うように作ってしまったんですね。

 

こうやって、水分子(ぶんし)が、

調味料の分子(ぶんし)のまわりにくっついて取り囲んで、

調味料の分子(ぶんし)を引き抜いて、水の中へ散らばって行きます。

 

そして、調味料の分子(ぶんし)が水の中へ行って

水に溶けることになります。

 

水にいろんなモノが溶けるのは、水分子(ぶんし)が電気の力で

ほかの分子(ぶんし)を引き付けていたせいなんですね。


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 

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