どうして、人工衛星(じんこうえいせい)は金色なの?

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人工衛星(じんこうえいせい)の中の装置の温度の調節をしているんです



こんにちは、みんなの科学研究所の蛯原ようすけと申します。

おとなとこどものやさしい理科と科学のブログです。

 

テレビで見る人工衛星(じんこうえいせい)の映像をみると、

金色のシートでくるまれていますね。

 

あれ、何?と不思議に思ったことありませんか。

金箔(きんぱく)なのと思ったりもします。

 

ちょっと詳しくしりたくなりますね。

ちょっと考えてみます。

 


宇宙に出ると、空気がないので、太陽の光がまともに当たるようになります。

 

人工衛星(じんこうえいせい)に太陽の光りが当たると、

どんどん光のエネルギーを吸収して温度がどんどん高くなります。

 

逆に、太陽の光が当たらないと、熱のエネルギーがなくて、
どんどん冷えてどんどん温度が下がっていきます。

 

せっかく熱くなった人工衛星(じんこうえいせい)から、
熱のエネルギーが宇宙へ逃げていってしまうのです。


地球(ちきゅう)にいる時には、空気があって、
空気の中の水蒸気(すいじょうき)や二酸化炭素(にさんかたんそ)が、
じんわりと温度変化するように作用して、うまくできています。


さて、

人工衛星(じんこうえいせい)にぐるぐるまいてある金色のシート。

あれがないと、人工衛星はうまく動かないのです。

 

金色のシートは、人工衛星(じんこうえいせい)に
入ってくる太陽の光のエネルギーの量や、

人工衛星(じんこうえいせい)から、赤外線(せきがいせん)
という目に見えない光になって宇宙へ逃げて行ってしまう
熱のエネルギーの量を調節しています。

 

金色のシートが、出ていく熱の量と、入ってくる熱の量を
うまく調整してくれるので人工衛星(じんこうえいせい)の中が
ちょうどいい温度になるようになっているんですね。

 

人工衛星(じんこうえいせい)の中には、コンピュータなどの装置が入っていて、
あんまり温度が高すぎても、低すぎてもうまく動作しないんですね。

 

人工衛星の中にある装置がうまく動作する、ちょうといい温度になるように、
金色のシートはうまく工夫されて作られています。


光は、ピカピカした鏡に反射する性質があります。

 

この性質をうまく利用して、余分な太陽からの光を反射して
人工衛星(じんこうえいせい)の中の装置の温度が
高くならないようにしています。

 

逆に、太陽の光が人工衛星(じんこうえいせい)に当たらないときは、

人工衛星(じんこうえいせい)の中から、
赤外線(せきがいせん)の目に見えない光になって
宇宙へ熱のエネルギーが出ていのを反射して、
赤外線(せきがいせん)を人工衛星(じんこうえいせい)の中へ反射します。

 

こうやっって人工衛星(じんこうえいせい)の中の
装置の温度が低くなりすぎないようにしています。


金色は、金箔(きんぱく)ではないようです。
金色のシートは、うすいシートが何枚も重なってできていて、
光の吸収、反射がちょうどよくなるように作られています。

 

金色をしているのは、たまたま、材料のシートが黄色をしていて
それにピカピカのアルミの粒をつけたから、金色に見えるようになったんですね。


宇宙に人工衛星(じんこうえいせい)を飛ばして、中のコンピュータが
ちゃんと働くようにするためには、いろんな技術が必要なんですね。


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【みんなの科学研究所】 理念:好奇心から生まれるしあわせ

蛯原ようすけ 

 

 

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