洗濯モノが乾くのは、どうして?

 

洗濯物が良く乾くのは、晴れた日であるのは、もちろんですね。

 

最悪なのは、梅雨のジメジメの時ですね。

 

 

空気はどんどん分解してミクロなところまでいくと、

 

酸素原子(さんそげんし)と、窒素原子(ちっそげんし)になります。

 

酸素原子は(さんそげんし)は、ひとりぼっちでいると寂しいので、

 

空気のなかでは、酸素原子(さんそげんし)が2つくっついています。

 

2つ、くっつくと酸素分子(さんそぶんし)と言われています。

 

 

窒素原子(ちっそげんし)も同じで、2つくっついて、

 

窒素分子(ちっそぶんし)になっています。

 

空気は、酸素分子(さんそぶんし)と窒素分子(ちっそぶんし)の集まりで、

 

まとめて、空気分子(くうきぶんし)ともいいます。

 

 

 

空気のなかには、空気分子(くうきぶんし)の他にも、水が小さい粒になって空気のなかをただよっている水蒸気の分子(ぶんし)もいます。

 

宇宙を作った”神様”は、空気のなかに入れる、水蒸気(すいじょうき)の定員を決めてしまったようなのです。

 

空気の温度が高いほと、空気のなかい入れる、水蒸気(すいじょうき)の定員が多くなるように決めてしまったのです。

 

晴れた日に洗濯物を干すと、洗濯物から水が蒸発して、水蒸気(すいじょうき)となって、たくさん空気のなかに移っていきます。

 

水を作っているミクロの水の分子(ぶんし)は、太陽の熱を食べると元気なるのです。

 

元気なって、ビュンビュンとびまわるので、洗濯物のなかから、空気のなかへ移っていきます。

 

ジメジメの日は、空気のなかにすでに水蒸気(すいじょうき)がたくさんいて、すぐに水蒸気の定員になってしまいます。洗濯物のなかに水が居座るので、乾きが悪くなります。

 

 

晴れた日で風が吹くと洗濯物はよく乾きますね。

 

洗濯物を干すと、洗濯物のなかの水の分子(ぶんし)が熱をたべて元気になって、

 

気体になって蒸発(じょうはつ)して空気のなかに入ってきます。

 

そのままにしておくと、洗濯物の周りの空気のなかには、

 

洗濯物から出てきた水蒸気(すいじょうき)がウロウロしていて、

 

空気のなかに入れる、水蒸気(すいじょうき)の定員になってしまいます。

 

そこに風がふくと、洗濯物のまわりに新しい空気がやってきます。

 

新しい空気は、水蒸気(すいじょうき)の定員に余裕があるので、

 

洗濯物から出てきた水蒸気(すいじょうき)が、また空気のなかに移り込みます。

 

こうやって、風が吹くと、洗濯物からどんどん水蒸気(すいじょうき)が

 

空気のなかに移っていって、よく乾くことになります。

 

 

ミクロの原子(げんし)、分子(ぶんし)の世界は、不思議ですね。

でも、なんか、そのうごきは私たち人間と同じ感じもしますね。

 

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