宇宙で超でっかい星が爆発することを、超新星と名前が付けられています。
これは、ものすごい爆発で、
太陽の1兆年分のエネルギーを1秒間程度で放出して、
太陽の1000億倍の明るさで輝きます。
もしこの爆発が、私たちの地球がある銀河の近くで起きたら、
夜も明るい白夜になるかもしれません。
地球から空を見ていたら、突然明るい星が輝きだした、不思議な現象にみえる
かもしれません。
モノスゴイ光で輝くので、爆発なのに、”超新星” または、”超新星爆発”と呼ぶようです。
このモノスゴイ爆発を起こす星は、大きな星で、重さが太陽の数十倍ある大きな星です。
超新星爆発は、星の生涯の最後でおきる爆発です。
太陽のように自分で輝く星は、星の内部で核融合(かくゆうごう)反応という反応が起きていて、高温になってエネルギーを放出しています。
しかし、星の内部で核融合(かくゆうごう)反応を起こすための材料を使い果たすと、エネルギーを放出することができません。
今後は太陽の数十倍の自分の体重でつぶれていきます。これは、ほんの一瞬のできごとです。
そして、ギューっとつぶれたあと、ドッカーンと大爆発をするのです。
そして、星は一生を終えます。
ところで、宇宙には、いろんな元素(げんそ)があります。
元素(げんそ)は、水素(すいそ)とか鉄とか、ナトリウムなどなど、モノのおおもとのことです。
元素周期表(げんしょしゅうきひょう)で、まとめられています。
元素周期表にはたくさんの元素(げんそ)が並んでいますが、
鉄までの元素(げんそ)は太陽のような星でできたと考えられています。
元素周期表(げんそしゅうきひょう)には、鉄よりも重たい元素がたくさん載っています。
この鉄より重たい元素は、超新星爆発でできたと考えられています。
超新星爆発はそんなに頻繁に起きません。
だから、鉄より重たい元素は、量が少ないのです。
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