宇宙にあるたくさんの星には、いろんな種類があります。
大きい星、重たい星、密度(みつど)の大きい星。
密度は、たて1センチ、横1センチ、高さ1センチのサイコロのような形をした容器の中にあるモノの質量(しつりょう)です。
1リッポウセンチの中の質量(しつりょう)とも言います。
質量(しつりょう)は星の重さのことです。が、宇宙では重力(じゅうりょく)がないので、質量(しつりょう)といいます。
止まっているモノを動かすときの動かしにくさのことを質量(しつりょう)といいます。
重たいモノほど動かしにくいので、質量(しつりょう)は大きいです。
重さは重力(じゅうりょく)によって変わりますが、質量(しつりょう)は、宇宙のどこでも同じです。
宇宙には、いろんな星があって、大きさを比べると、
太陽の直径(ちょっけい)の1000倍の大きさの星もあれば、100分の1
の星もあります。
質量を比べると、やっぱり、いろいろあって、
太陽の質量(しつりょう)の100倍の星もあれば、100分の1の星もあります。
もっと調べてみると、太陽より大きい星なのに、質量(しつりょう)が軽い星、
太陽より小さい星なのに、質量(しつりょう)が大きい星があります。
1リッポウセンチの中の質量(しつりょう)、密度(みつど)、を比べてみると太陽は、1.4グラム。角砂糖と同じくらい。
赤色矮星(せきしょくわいせい)という星は、100グラム。リンゴと同じくらい。
白色矮星(はくしょくわいせい)という星は、10トン。トラックと同じくらい。
中性子星(ちゅうせいしせい)という星は、10億トン。富士山と同じくらい。
その、先にあるのは、、、、、想像を絶する、星の終着駅とも言われる
ブラックホールです。無限大(むげんだい)の密度(みつど)です。
想像もつかないほど、超、超、超重たいのです。
モノをひきつける重力(じゅうりょく)も、ものすごく強いです。
光が吸い寄せられると、光は脱出できません。だから、ブラックホールは見えないのです。
ブラックホールが本当にあるのか、ないのか、科学者の間でも、最初は意見が別れました。
その後、星を調べる技術が発達して、ブラックホールはあるということが分かりました。
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